作業性・輸送性を熟慮した緩衝設計

精密機械の緩衝設計を数多く担ってきた生出は、製造ラインでの作業性や輸送性を向上させるノウハウも培ってきました。緩衝材を色分けして、左右非対称のパーツの識別を容易にしたり、作業順序に従って複数の部品を配置したり、といったひと工夫もそんなノウハウのひとつです。小さなアイデアと現場への配慮が、大きな作業効率改善につながります。

導光部品用の緩衝材。作業ハンドリング性向上のため、左右の搬送箱にそれぞれ異なる色の素材を用いています。

精機から大型部品まで柔軟に対応

自動車部品は、その大きさも素材も千差万別。生出が主要マテリアルとして用いる高機能発泡材「サンテックフォーム」は、性能別の各種グレードで多様な用途に対応。デリケートな緩衝性能を要する電装品から、大重量の外装材に至るまで、自動車製造に関わるあらゆる部品の搬送をサポートします。

通い箱との併用で物流コストも削減

従来の紙製段ボールの代替品として定着したプラスチック製段ボール「プラダン」。サプライチェーンにおける複数回使用に最適な耐久性と、コストパフォーマンスを兼ね備えています。緩衝材の外装箱をプラダンで作成することで、機能性、コストメリットを十二分に備えた物流資材が完成します。自社で設計から加工までを行える生出だからこそご提供できる、物流のトータル・ソリューションです。