包装・物流用語集
「クレート」
読み方:くれーと
「 クレート(Crate)」は、名詞では木枠・竹かご、動詞では梱包するという意味を持ちます。また、クレートという言葉をそのまま検索すると動物用の移動用ケースが出てきますが、ここでは物流用語におけるクレートについて解説したいと思います。
物流用語におけるクレートとは、下の写真のように中の商品を目視できる運搬ケースのことを指します。材質は現在プラスチックが大半を占めていますが、
昔は木材が使用されていました。
ただ、このような運搬ケースは他にも、通い箱、プラコン(プラスチックコンテナー)、万重(バンジュウ)、トレー、パレット、カートンなどとも呼ばれ、サイズも製品の大きさや形状に合わせて、数多開発されてきました。
その中で2007年主に小売り、流通業界を中心に、物流効率化を目的として運搬ケース規格化が決定し、運搬ケースの総称として「クレート」が採用されました。
参考
https://www.std-crate.com/crate
クレートの規格化により、クレートの絶対数の削減や作業効率の向上、リサイクルシステムの確立など、経済面でも環境面でも非常によい影響があったと言われています。