包装・物流用語集
「カゴ台車」
読み方:かごだいしゃ
カゴ台車はカーゴテナー、コンビテナー、イージーコンテナーとも呼ばれる物流機器です。荷物の崩落防止のため四方を格子状の柵に囲われているのが特徴で、スーパーマーケットのバックヤードなどで見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
カゴ台車の活用場面は、積載容量を活かし複数の荷物を同時に運搬したり、在庫の管理や時には商品の陳列用の棚として使ったり、カゴ台車ごとトラックに積み込み別の拠点に移動するなどといった使い方もあります。
カゴ台車の形状は大きく2種類に分かれています。1つがバータイプ。こちらは3面が柵で囲われ、荷物を出し入れする面はサイドバーによって荷物の落下を防いでいます。もう1つは観音扉タイプ。バータイプとは異なり4面全てが柵に囲われており、荷物の出し入れする面が観音扉式に開閉します。バータイプは荷物の出し入れが容易な一方で、段差が多く振動により荷物の落下が懸念される場合やトラック輸送を行う時などは観音扉タイプを選択し、製品をしっかり保護する必要があります。
カゴ台車はそのままで使うだけではなく、オプション品を追加することでより便利に使用することができます。防塵、防水シートを被せれば、製品の汚れや水濡れの心配なく屋外での使用が可能になります。また、保冷用のカバーがあれば荷降ろしの時間の温度上昇を緩やかにすることができるでしょう。
当社におきましても、製品保護のためカゴ台車専用の緩衝材付き仕切りのご注文も頂いておりますので、カゴ台車の運用に関してのお悩みもお気軽にお問い合わせください。