環境対応素材に対する時代の要請は、今日さらにハイレベルなものへと進化しています。私たちは今、次世代の事業を担う新たな製品として、再生樹脂や、植物からつくられたバイオマス樹脂を使用した発泡体の開発に取り組んでいます。使用原料のほぼ全てが「植物由来」となるこの全く新しいフォームは、植物生育時のCO2吸収効果により、製品ライフサイクルから見た総合的なCO2排出量を、従来の発泡体に比べて劇的に減少させることが期待されています。
素材開発事業
環境対応包装素材の開発
2016年末に足早に発効したパリ協定、俄に欧州が先陣を切ったEVシフト、そしてこの日本でも、2020年東京オリンピックに向けた環境保護への新たな取り組みが続々と始まろうとしています。
私たち生出も、環境対策に先進的に取り組まれる大手メーカー様のパートナーたるべく、2001年には環境ISO14001の認証を取得。以来、様々な側面から、「包装の周辺におけるエコ」に取り組んでまいりました。
その象徴的な製品が、自社開発の環境対応発泡体「エルココ®フォーム」です。植物由来原料であるコーンスターチを主原料とし、かつ緩衝性能、加工性能を大きく損なうことなく、使用後には焼却処分が可能なこの素材は、従来の発泡体ユーザーの枠にとらわれることなく、様々な分野のお客様のご注目を集めています。
エルココ®フォーム
再生樹脂、バイオマス樹脂などを用いた「ネクスト・フォーム」へ
バイオマス(植物由来)樹脂