お知らせ
2023.01.10
EPS(発泡スチロール)とエルココ®フォームの保冷性能比較試験を行いました
ヘルスケア、メディカル関連のメーカー様より、低温/定温輸送に用いる環境対応資材に関するお問い合わせが急増しており、従来使用されていたEPS(発泡スチロール)製の保冷箱を、環境負荷の小さい素材に代替できないか、というご質問を頻繁に頂くようになりました。
弊社としても、こうしたありがたいお問い合わせに対して、従来の資材の性能をきちんと担保した上で、代替の検討を具体的にお進め頂きたいと考え、この度、EPS製保冷箱とエルココ®フォーム製保冷箱の正式な性能比較を実施させて頂きました。
結果、上記資料の通り、EPS保冷箱よりも3㎜ほど壁厚の薄い、15㎜厚材のエルココ®フォーム保冷箱で、EPS保冷箱と同等以上の保冷性能を担保できることがデータとして採取できました。
比較的薄い材料で十分な保冷性能を担保できることで、コストパフォーマンスも向上。コスト面で比較しても、同程度の内容積のEPS規格品と遜色ない価格帯を実現できるようになりました。
環境対応を謳う包装資材がコスト、性能面で様々なトレードオフを抱える中、エルココ®フォームは下記のような複数のメリットを両立する非常にバランスの良い素材として、ホームページ閲覧された皆さまからのご注目を頂いております。
① バイオマス度50の高い環境性能
② 保管時には折り畳んでコンパクトに収納可能
③ 同程度の性能のEPS保冷箱に比肩するコストパフォーマンス
生出では、お客様の様々なご要望に合わせ、設計、試作、試験を含めたトータルのご提案を行っております。どうかお気軽に、お電話やメールでお問い合わせ下さい。